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紫神社

村の地先のお稲荷さん「紫さん」

旧石巻市役所の裏手に鎮座。周囲の建物が解体され目につくようになりました。朱の鳥居でお稲荷さんです。もちろん祭神は狐。中央一丁目(旧本町・坂下)の氏子さんらが商売繁盛を祈願してきました。祭りは春と秋2回でしたが、今は秋だけに。祭礼日は9月9日か19日のどちらかです。

「以前は境内脇の路上に舞台を設え、演芸発表の催しもありました」と話すのは東舘實さん。床屋さんで神社世話役さん。社の管理は羽黒山鳥屋神社とのこと。「この震災で市の道路拡幅計画が持ち上がり境内もかかりそうです。土地は国有地なので移転することになるでしょうが、そうだとしても4、5年先」。

津波を被り汚れた社殿を外、内部と掃除したら、その後に宮司さんから「なかのものに触らないように」と注意があり、東舘さんは「早く言ってほしかった。なにやら気持ちが悪くなりました」とも。

日和山に棲む狐が社の後ろにできた穴に通ってきていたという。明治のころ、石巻に疫病が蔓延したとき本町、坂下地区では一人も病魔に侵される人がなかったということがこの神社の霊験と信じられている。

 ちなみに神社名の「紫」だが、もともとは門脇村に祠があり、それを当地に移したため結果、村の地先に位置することになったことに由来するとか。

本町、坂下地区の氏神的な存在「紫神社」

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