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露出する金鉱床

金鉱脈が目の前に

聞いてびっくり。いつも目にする道路際の崖にそれはありました。一本の白い岩の筋(地層)が頂上めがけて斜めに走っています。金工芸も発達していたインカにちなみ「インカの階段」と地元では言っているそうです。

実は、その白い筋は花崗岩石英層。ということは、そこに金をはじめとするいろいろな金属成分が含まれているということ。せっかく露出しているのになぜ、掘る人がいない?話は簡単でその含有量が少ないから。調べた人がいてこの鉱脈の鉱石3㌧から1㌘の金しか採れないそうです。採算ベースは鉱石トン当たり1㌘ということで問題外です。

政宗の時代、当地方でも金鉱山が開発されています。稲井の真野や沼津、南境。さらに桃生の太田や牡鹿の鬼形などが名前を今にとどめていますが、このいずれもが秀吉時代に掘りつくされており、かろうじて沼津の金山だけが工夫らの集結で活況を呈したと記録が残っています。

ひとときの夢話ということでご了承を。そういえば東北地方の産金は砂金が主。奈良の大仏を飾った金は涌谷産出の砂金です。一方で政宗の金山開発に当時の藩財政を僭越ながら思わないわけにはいきません。

採算を度外視したら、この鉱脈から
何gの金が取れるのだろうか

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