コミュニティ

 震災後、石巻市では134の仮設住宅団地(7,122戸)が建設されました。抽選による入居のため、 馴染みのない土地での生活を余儀なくされた仮設団地では、住民による支え合いや生活ルール作りが 求められていました。 震災から4年目に入った今では、仮設団地でのゴミ出しや駐車マナー違反等の諸問題に加え、 本格化する復興公営住宅等への移転に伴うコミュニティ形成が課題となっています。 こうした問題の多くは、仮設団地の自治会長や世話人会長といった世話役の住民に寄せられ、 対応に追われて疲弊している自治会も少なくありません。
「石巻仮設住宅自治連合推進会」(以下、自治連)は、「孤独死をなくそう」を合言葉に、 各仮設団地の自治会長が中心となり、2011年12月に発足しました(2014年8月時点で、 38団地3,718戸が加盟)。仮設団地内で起こる様々な課題に対する、行政・社協等の関係各機関 との協議の場づくりをはじめとし、仮設自治会長が集う毎月の定例会の開催サポート、交流イベント等 の仮設団地間をつなぐコミュニティ形成支援、各団地に対する支援の受け入れ調整等を担っています。 2014年度からは、石巻市より「地域づくりコーディネート事業」の採択を受け、復興公営住宅等に おける新たなコミュニティ形成を支援する体制づくりを行っています。
 みらいサポート石巻は、このような自治連の多岐に亘る活動を側面から支援することにより、 「住民主体のささえあい」の実現に向けたサポートをしています。


いしのまき支援連絡会
石巻では、今でも様々な支援団体が活動を続けております。多様化する活動のその中で、支援団体同士の情報共有の場や、震災前から活動を継続している地域団体と支援団体が連携しやすいよう交流の場が必要となってきました。 そこで、石巻で活動する支援団体と地域団体が集い、情報共有やワークショップ、勉強会を通して、これからの支援のあり方について考え、団体同士が情報共有を行う場として連絡会が行われています。 震災から4年目に入った今、応急仮設住宅から災害公営住宅への移転が本格化していく今後を見据え、昨年度に開催されてきた石巻仮設支援連絡会は、今年度より「いしのまき支援連絡会」と名称を変え、石巻市社会福祉協議会が中心となり、月例で開催されています。
■いしのまき支援連絡会
日時:毎月第2木曜日 17:30~  *次回は11月13日(木)開催予定です。
場所:宮城県石巻市不動町2 丁目16-10 旧明友館2F会議室(Googleマップで見る

*仮設サロン支援連絡会 → 2011年8月~2013年3月(59回開催)
*石巻仮設支援連絡会 → 2013年4月~2014年3月(10回開催、準備会・幹事会5回開催)

石巻仮設住宅自治連合推進会定例会

昨日、21日(金)石巻専修大学を会場に「第13回 石巻仮設住宅自治連合推進会定例会」が行われました。

今回は、市役所の復興住宅課の方を招き、「災害公営住宅の計画概要を、自治連合会の加盟自治会以外の住民さんにも、直接聞いていただける機会となりました。

市報で広く来場を呼びかけられ、いつもの2~3倍以上ありそうな教室をお借りして開催されました。

災害公営住宅について「どこに建つの?」「いつ入居できるの?」「家賃はいくら?」等を話していただきましたが、今回の説明により、将来の不安が少しでもやわらげばいいですね。

その後は、通常の定例会の議事を進行です。

市役所の被災市民生活支援課、警察署生活安全課、社会福祉協議会災害復興支援対策課、そして私共、みらいサポート石巻がそれぞれの立場から連絡事項を紹介しました。。

みらいサポート石巻からは、連絡会参加団体の協力で出来上がった「仮設住宅団地での活動に関するご案内」の紹介と「備品の貸し出し」について、お話しさせていただきました。

今年最後の定例会でしたが、今回は「災害公営住宅の計画が見えてきた」ことが大きな変化ではないかと感じました。
まだまだ時間はかかりますが、少しづつ前へ、一歩一歩進んでいます。