講演・シンポジウム

南海トラフ地震による甚大な被害想定が公表されていますが、 毎年のようにあちこちで自然災害が起きており、日本は「災害と共にある国」とも言えます。
東日本大震災のような大災害時に、ボランティアは、いつ、どこに行って、何を、どのようにすれば 良いのか・・。また、緊急期の泥かきのような「わかりやすい」支援ニーズが無くなった今、 石巻に長期滞在している支援者たちはどのように悩みながらどのような支援を行われているのか・・。
阪神淡路大震災から生まれたNPO(非営利団体)は石巻において、災害ボランティアセンターや地域の団体と、 どのように支援の在り方を変えてきたのか、NPOが果たした大きな役割にフォーカスしてお話ししています。
※震災の経験を話すプログラムではなく、震災時に活躍したNPO・ボランティアについての講演内容です。

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台湾での講演

今年の1月、大震災で最も多くの義援金が集まった台湾からの招待で、
初めての海外講演に行って参りました。

台湾の行政や大学の方々を対象に、石巻ではNPO・ボランティアが1年間で28万人活動し、
行政や社協と連携できた事例をお話しする機会を頂きました。
通訳を介しながらなので伝わるか不安だったのですが
とても興味深く聞いていただき、最後に主催者から
「台湾の災害の時にも、このような連携をしていく仕組みを作っていきたいんだ」
と紹介いただき、招待してもらって本当に良かったと思うと同時に、
台湾の方々に対する責任感のようなものを感じました。

東日本大震災後、台湾で集まった義援金の額は、
200億円を超えると聞いています。
石巻でも、昨年に「台湾からの義援金」が直接手渡しで
届けられたことは市民の方々の記憶にも残っていると思います。

参加者に関心の高い方が集まっているからなのか、
「台湾が大地震時に、日本はすぐ助けてくれたから」
と多くの方が仰ってくれました。

講演の前に、集まった方々に心を込めて御礼の言葉を述べたのですが、
200億円という額と、海を越えて届いたその気持ちの重さを考えると、
「いくら感謝しても足りない」というのが実感です。

あの震災から、もう少しで2年。
この週末に、3回忌を行う方々も多くいらっしゃいます。

それぞれの日常の中、過ごしてきた時間を振り返ると当時に、
ふとした瞬間にでも、世界中から集まった支えについても
思い返せる時間があれば・・・。

講演でそのような気持ちをお伝えするのはとても難しいのですが、
何かがあった際に支え合える「つながり」が少しでも作れるよう、
お手伝いしていきたいと思っています。

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JICA研修事業視察団への講演

12月4日、独立行政法人国際協力機構(JICA)の研修事業に参加する外国人視察団をお迎えし、講演を行いました。この研修は、JICAが常磐大学国際被害者学研究所に委託しているもので、ネパールから2名、スーダンから5名、コロンビアから3名、合計10名の研修生が来られました。研修コースのタイトルは『紛争被害者のための支援システムの開発』で、参加者は紛争被害者の支援に係る省庁官僚や大学教授・研究者、心理学者などさまざまな経歴と立場をお持ちの方々。

 

講演の内容は、東日本大震災後のNGOによる救援活動について、という依頼でしたが、事前にいただいた研修の資料(厚さ約1.5cm、英文!)を拝見したところ、「被災者学」や「被災者支援」の専門的な内容がぎっしり。紛争被害者の支援をテーマに研修されているようでしたが、東日本大震災のような大規模災害において、NGOがどのように支援活動を行ったのか、また行政との協力調整等についてお話ししました。

 

国や地域が変われば備えるべき災害の種類は異なり対策も変わってきますが、私たちが今回の震災で学んだ教訓を一人でも多くの人に知っていただくことにより、世界各地の防災対策や被災者支援が強化されることを願い、お話しさせていただきました。今回は英語なので伝えきれないもどかしさもありましたが、質疑応答も含めいろいろなお話をさせていただき、こちらも勉強になりました。特に海外の方への講演は、日本の文化や慣習の背景も含めてお話しできるように、資料をアップデートしたいと思います。

 

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