震災の語り部

■語り部の時間
 当団体の語り部プログラムは2011年9月末よりスタートいたしました。当初は、車座での語り部さんの講話のみを行っていましたが、 石巻の状況が変わっていく中、来場者の要望にもふまえたプログラムを追加し、現在は5つのプログラムを提供しています。

◎プログラム内容◎
◇メインプログラム
①語り部講話:ホールの中で津波映像の視聴や、3.11の震災を経験した方々に体験を話していただきます。(所要時間:約60分)

◇オプションプログラム
②車中案内:お客様のバスや乗用車にスタッフが乗車し大きく被災した地域を中心にご案内いたします。
(所要時間:約60分)
③防災まちあるき 石巻津波伝承ARアプリを使用し、スタッフが同行しながら歩いてご案内いたします。
(所要時間約90分)

◇特別プログラム(ご要望に応じて調整)
④語り部さんと歩く3.11:小、中、高校生を対象にした限定の防災教育プログラムです。小さなグループに分かれ、語り部さんが震災直後にたどった道を一緒にあるき、その時の体験を共有します。歩いた後は、ノート等にまとめる振り返りの時間も設けます。(所要時間:徒歩約90分 振り返り:約30分)
⑤出張語り部:語り部さんが、皆様のもとに伺いお話をいたします。(所要時間:約60分)

◎語り部の申込み◎
 詳しくは下記添付している 「語り部プログラムのご案内」 をお読みのうえ「申込書」にご記入いただきFAXまたはメールにてお送りください。 申込確認後、2日以内に予約状況を確認しご予約の可否のご案内を差し上げます。予約状況により、お申込みをお受けできない事もございますので、予めご了承ください。

 語り部プログラムのご案内.pdf

 申込書.docx

 申込書.pdf


(社)みらいサポート石巻
E-mail:ganbappe+kataribe@gmail.com / TEL:0225-98-3691  語り部係まで

ユニフォーム

当団体で行っている震災伝承プログラムや、震災伝承スペース「つなぐ館」、「南浜つなぐ館」にて ご案内する際のユニフォーム(ベストとキャップ)を作成いたしました。

ユニフォーム_ベストキャップ

以前、プログラムに参加してくださったお客様より、「何か目印(ユニフォームや旗など)を身に着けたり持つことで、プログラムの参加者以外の方にも何をしているのか理解してもらえるよ」とアドバイスをいただき、それまでプログラム内容にばかり気を取られ、その視点が無かったことに気づかされました。

団体名の他に「伝えつなぐ3.11」の文字を入れています。当団体で制作しているリーフレットのタイトルにも使用しているこの言葉を身に着けながら、気持ちも新たに今後も活動を続けてまいります。

つなぐ館での案内の様子「防災まちあるき」プログラムの様子

※今回のユニフォームは、「ESP学園presents COLORS2015」に来場したお客様からのご寄付によって作成することができました。この場を借りて改めて感謝申し上げます。

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「震災の語り部」開催実績

■ トータル開催回数 25,380名/985回(2016年2月末迄)

2011年  348人/31回kataribe_suii
2012年 4115人/161回
2013年 4643人/294回
2014年 5032人/255回
2015年 9135人/321回
2016年 1615人/35回(2月末)

 

■ 主な開催事例
(略例* 語=震災の語り部、車=車中案内、歩=防災まちあるき)


2014年6月   出張語り部        自主防災会/500名(新潟県)

2014年3月   語 + 車 + 歩       高校生研修/25名(神奈川県)
2013年9月  語り部さんと歩く3.11  小学生研修/120名(茨城県)

[ → 開催実績の一覧を見る(2014年1月~)]

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「語り部と歩く3・11」を活用したフィールドワーク

語り部の方の避難行動を時間軸と空間軸で丹念に追いながら、その場その瞬間に何を考え、どう行動していったのかを調査し、災害時の人的被害の軽減に生かすことを目的としたフィールドワーク(語り部と歩く3.11)に同行しました。このプログラムは、通常修学旅行や校外学習など小・中・高校の生徒さんを対象に実施していますが、今回は大学の授業の一環として特別に企画しました。

場所は市内の旧北上川を挟む東西の河口付近。大阪市立大学の学生さんが湊地区と対岸の門脇・南浜地区に分かれて語り部の方とともに避難の跡をたどりました。語り部の方の避難体験や質疑応答などを通して、学生の皆さんも避難時の心の動きや避難する際の判断の背景などをより明らかにとらえられたように思います。

普段、語り部と歩く3・11はこの段階で終了となりますが、今回はさらに、フィールドワーク用に作成した大判の地図上に、付箋に書きとめた聞き取り内容を置きながら大まかな整理作業をしました。今後、大学に戻ってより詳細な分析がされるようです。避難した路地や小道が、復興の土地造成の中で次第に消えていますが、現地を歩きながら、体験を聞いたり、見たり、感じたり、考えたりするプログラム(語り部と歩く3・11)の活動を今後も大切に継続していきたいと思います。

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語り部in新潟

6 月29日(日)、当団体スタッフ2名が新潟市の市立柳都中学校を訪問し語り部を行いました。会場周辺は信濃川が日本海にそそぐ河口部で、古くから舟運で栄えた歴史もあり、どこか石巻に似た印象を受けました。当日は中学校区の合同避難訓練も行われ、篠突く雨の中、住民の方々が町内会や自主防災会の名前の入ったのぼりを持ち、続々と体育館に集まってきました。

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会場校の生徒を加えると場内はほぼ満杯の状態。校舎内では要援護者役の住民とその介助役の中学生が忙しく立ち動いていました。昼間の在宅者人口に占める高齢者の割合が高くなっている状況下で、中学生が避難所運営の一部を担うことも考えられているようです。

語り部プログラムを始めるにあたり、主催者や会場校校長、生徒会副会長の皆様から「しっかりとした地域防災の確立」「学校と地域が連携した防災」「自分の命は自分で守る」等々の観点から挨拶があった後、石巻の位置関係、津波映像、震災写真などをスクリーンに映しながら、被災地の概要、津波襲来時の学校現場の対応、児童の安否確認、避難所運営等々について体験の一端とその教訓をお伝えすることができました。

新潟地震から50年、新潟中越地震から10年の節目にもあたる今回の語り部は、地域住民挙げて防災に取り組む力強い姿勢を感じる機会ともなりました。

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