カテゴリー:市民が伝える震災

3月の公開語り部

毎月1度行っている公開開語り部を、今月は本日までに3回開催。その報告と、後半の開催予定をお知らせいたします。

1回目は震災当時、門脇保育所の所長先生だった千葉幸子さんに来ていただきました。東日本大震災が起きた時間(14:46)は、保育園ではお昼寝の最中。指定避難所だった門脇小学校に逃げずに1.8㎞離れた山の上の石巻保育所へ避難行動をとった理由や、その時の避難経路、そして親への引き渡しなどで使った書類なども見せていただきながら当時のこと、そしてその後の避難所生活についても話していただきました。

 

2回目は震災当時、高校1年生だった阿部任さん。震災9日後に石巻市でおばあさんと一緒に見つかった男の子がいた事を覚えている方も多いのではないでしょうか。助け出されるまでの具体的な状況や、その後の高校・大学生活について、そして昨年「石巻の役に立ちたい」と石巻の企業に就職した時の想いも語ってくれました。 

実は一般の方の前で話すことが初めてだった阿部さん。馴れるためにと3月26~28日に行われる「3.11メモリアルネットワーク春休み企画 若者トーク3days」の中でも話してくださる事になりました。

3回目は、3月3日から館内にて娘さんの思い出の品を展示してくださっている日和幼稚園遺族有志の会の佐藤美香さん。 未だ、心に整理できない感情を抱えながらも、美香さんは、声を荒げることなく、ゆっくりと言葉を重ねられ、娘さんを思う気持ちがにじみ出てくるような語りが印象的でした。

また館内での語りの後、外にでて隣接する花壇へ。 美香さんの娘さんが最後を迎えた場所に咲いた一輪の「フランスギク」から、新たな命の花を増やしていこうと始まった「アイリンブループロジェクト」についてお話していただきました。

 

今月は、21日(祝・水)、31日(土)の14:00~にも公開語り部開催いたします。また、26日~28日にて3.11メモリアルネットワークが主催となり、若者が中心に話をする3日間連続企画も行ってまいります。どちらも予約は必要ありませんので、ぜひ実際に話を聞き、震災について自分の事として考える機会にしていただけたら幸いです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

TAG

« »