カテゴリー:市民が伝える震災

高校生のプチ語り部

7日から9日の3日間、ボランティアをさせていただいた石巻西高校の麦南海です。

ボランティア活動の一環で、みらいサポート石巻さんがどのような活動をしているのか紹介させて頂きます。みらいサポート石巻さんは南浜・門脇の被災の実情や、被災された方のリアルな体験談や教訓を伝えるための伝承施設、『南浜つなぐ館』を運営しています。

南浜つなぐ館には、石巻専修大学さんが制作した震災前の街並み再現模型や、震災前後の写真、VRを用いた映像などがたくさん展示されています。また、復興祈念公園の完成図なども展示されているため、震災前から復興までを学ぶことが出来ます。

 展示に加えて係りの方が丁寧に説明してくれるので、より深く学ぶことが出来ますし、わからないところも教えてくれます。実際に私も説明するのを体験してみました。どのようにしたらより伝わりやすいかを考え、ポイントを絞って話すことを心がけながら挑んだのですが、なかなか上手くいかない場面もありました。しかし、訪れた方々は私の説明に興味を持ってくれ、さらに詳しく知りたいと質問もたくさんしてくださいました。説明し終わると「ありがとう」と言われ、私はやりがいを感じました。

次に、南浜つなぐ館での新しい試みを紹介させて頂きます。

 昨日、増設したばかりのシアタールームを、初めて語り部の会場として使い、語り部の方から、石巻専修大学の生徒さんを対象に、お話をしていただきました。実際の津波の映像を見た後に、語り部の匡美さんに「あなたの『ふるさと』はどこですか?」と聞かれました。そんな問いから始まった匡美さんの話は、大切な家族のお話でした。そして最後に最初と同じ質問をもう一度されました。私をはじめ、その場にいた全員が最初とは違った答えを持っていたと思います。それほど匡美さんの話は心に響くものでした。

話し終わった後も、生徒さんからの質問に対し一つ一つ丁寧に答えていらっしゃいました。その後、映像で見た場所を車で訪れました。実際に目にすることで、震災の及ぼした影響、その後の復興の力を実感することができました。

震災当時、私はまだ小学5年生でした。現状を完全には理解しきれず、ただただ変わり果てた街並みに唖然としていました。しかし、今では、少しでも早い復興を願って、同世代や小学生に防災を伝える活動もしています。今回、ボランティアとして震災や語り部さんの活動について学ぶことができ、今後もプチ語り部として情報を発信してゆきたいと思っています。

この記事を見て、南浜・門脇の方ではなくても、学びたい・知りたいと思った方、少しでも興味を持った方は是非足を運んでみてください。

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