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オー、桜に松の”接ぎ木”

桜の木に松が生えた?

その桜は相当な大木で、やや太い幹2本を残し他は病気にかかったのか地上2㍍付近で切られている。ちょうど枝分かれした部分で切られた結果、元々そこにあった小さな‶平地″がはれて大空にさらされる格好に。

数年前、一世を風靡した道路に生える「ど根性ダイコン」を連想しながら造園屋さん(アべガーデンメンテナンス)をわずらわした。ご主人いわく「まだ残された幹は生きているようだ。この股の部分に腐朽菌がとりつき徐々にうろ(空洞)ができた。そこに落ち葉、木の皮がたまって腐葉土化。そこに松かさが隣の松から落ちたのかもしれないし、松かさの実を食べた鳥が種とともにフンをしたのかもしれません」との説明だった。

盆栽と同じで、限られた範囲の土なので成長は遅いはずという。「よく見ると小さいながらも松かさを付けている。松かさは普通2、3年で付くことを勘案すれば、この松は6年は経っている」とのこと。

「環境に恵まれないとこうはならない」とも。先ごろ、陸前高田の松原跡地にクロマツの新芽1本が育ったと話題になった。発芽が6年前では高田のように‶石巻にも再生のシンボル″があった、とはなり得ず少し残念。とりあえず珍しい話題として…。

場所はどこって? 内緒です。

ヒント。
日和が丘の北斜面にあり特に日当たりがいいとは言えません。

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