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熊本からの視察

2016年4月の熊本地震から1年3か月以上が経つなか、震災をどう伝えていくか検討し活動を始めている団体・自治体があります。みらいサポート石巻でも、熊本地震の後に支援で訪問していたご縁もあり、昨年から益城町の仮設自治会の方々やNPO、行政職員など、様々な立場の方からご連絡をいただきます。

先日も南浜つなぐ館や石巻のまちなかをご案内しました。熊本でも復興ツアーや公園づくりに向けた動きがあることから、南浜では市民活動が継続する石巻南浜復興祈念公園のことやVRグラス等の伝承ツールのご紹介をしました。まちなかでは「石巻津波伝承AR」アプリを使った防災まちあるきプログラムを体験され、「みらいサポートさんが学芸員のような役割を果たしている」「プログラムの価値に応じた料金設定が必要」「来てみて初めてわかった」といった感想をいただきました。

東北からも過去の災害の被災地である、神戸や中越へ赴き勉強させていただくことがあります。他の地域から学べることはとても多く、毎年のように大きな自然災害が起こるなか、連携の必要も増しています。お互いに学びあいながら、50年100年先につながる活動にしていけたらと思っています。

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